ヘルメットは必要です

先日3日の日曜日。久しぶりにSNSで呼びかけて、お客様と一緒に矢田山ライド。

 

 

当店でサーリーのローサイドをお買い上げいただき、

今回が山を走るのが初めてというお客様も連れて、ゆるーくご案内いたします。

 

 

オーガのハンドルをコーナーバーに交換させていただいたお客様も、

すごく調子が良いと大満足のご様子。

 

 

初めての山を走る前のアプローチの上りをシングルスピードで頑張って上る。

ローサイドのギア比は32×17で1.88ですが、矢田山原住民のシングルスピード愛好家の間では

矢田山での黄金比は29erで1.5と言われていますので、とても辛いでしょうな。

僕も以前同じギア比で上ったけど、アプローチで燃え尽きてその先は全然上れなかったです。

 

 

モミジ谷の出口で遅刻してきた片岡さんと合流。交流館で一休み。

 

 

ワシが組んだ自転車達と一緒に山で楽しむのはやっぱり嬉しいなぁ。

 

 

オーガを納車させてもらってから3ヶ月くらいですでに3000kmくらい走ってるYO君。

ケージに刺さってるクリーンカンティーンがボコボコよ?落車でもしたの?

「こないだのツーリングでテント張る時に、ペグを打ち込む手頃な石が見つからなくて…」

なるほどね、サーリー乗りっぽくて良いよ。

 

 

尾根までのしんどい上りをみんなで頑張って上って、ようやく楽しい区間へ。

気をつけないといけないポイントを解説して、あとは気合いでなんとかしてください!

 

 

怖いところは担ごう。無理して怪我しちゃつまらんからね。

この時は直後に自分がクラッシュする事になるとは思いもしなかった…。

 

 

ドロッパーがあれば幸せだけど、ここの下りは慣れれば大丈夫。練習あるのみです。

 

 

開店時間も迫ってきたので、当初の予定より短いけどこの辺で切り上げましょってことで、

さっき上がってきたコンクリート舗装の道を下って行くときに、

ハンドル操作を誤った僕はハイサイドを起こして自転車から放り出され、

受け身を取れずにコンクリートに腰から落下、そのまま頭部もコンクリートに打ちつけました。

腰を打ってから頭を打つまでのコンマ数秒の間、僕はこんな事を考えていました。

『腰痛え!次は頭か…。このSMITHのヘルメット最近買ったばっかりで高かったのに、

ぶつけて割れたりしたらシャレにならん。首グッて曲げてたらなんとかならんかな?』

ガツーン!…。

ヘルメットのおかげで頭は無事。腰は激痛だったけど、どうやら骨まではイッてない。

その場ではなんとか立ち上がれたけど、初めて連れて来たお客様はドン引き。

いやー申し訳ない!油断しました。油断したらこんな事もあるのがMTBなのよ。

 

 

その後は何故かいつも偶然矢田山で会うこの人と合流して下山。

 

 

なんとか下り切って、立ってるのも座ってるのも辛いのでとりあえず寝転んだ僕に、

「吸います?」とタバコを差し出して火をつけてくれたYO君。

戦場で瀕死の戦友に最期のタバコを吸わせてやるシーンみたいで泣けたぜ。

あれから3日、ようやく真っ直ぐに立てるようになってきたので、

明日からの仕事も頑張ります。

今回のケースは、ヘルメットをかぶってなかったら本当に死んでたかも知れないので、

慣れた山でもヘルメットは絶対にかぶった方が良いです。

僕の命を守ってくれたSMITHのヘルメット、店頭に在庫ございます。

衝撃をうまく逃すmipsという機能が搭載された、とても良いヘルメットです。

山だけでなく、街乗りの方もぜひヘルメットを!何かあってからでは遅いのです。